京都でとっておきの和菓子作り体験に参加できます。
お茶席を彩る、あの美しい「上生菓子」。

季節の花や風景をかたどった小さなお菓子を、自分の手で作れるなんて…ちょっと特別な時間ですよね。
会場では、和菓子職人さんがひとつひとつ丁寧に教えてくださり、初心者でも安心してチャレンジできます。
今回の体験では、75分間のレッスンで「練り切り」など3種類の上生菓子と、「きざと」と呼ばれる干菓子を作りました。
作った和菓子はその場でお抹茶と一緒にいただくこともできるし、もちろん持ち帰りもOK◎
今回選んだモチーフは…
5月は「さつき」「牡丹」「紫陽花」「青梅」「枇杷」「あやめ」「あゆ」など、季節感たっぷりのモチーフから選べるのですが、
私は「あやめ」「牡丹」「さつき」の3つを選びました。
ひとつひとつ、色の重ね方や形の作り方に工夫があり、自然や四季をとても大切にしているのが伝わってきます。

ちょっと和菓子のお砂糖の話を…
和菓子の材料って実はとってもシンプル。
お砂糖、米粉、餅米粉、豆…それだけなのに、こんなにも奥深い世界が広がっているのが本当に不思議です。
今回の干菓子「きざと(生砂糖)」は、サトウキビから作られるお砂糖で、精製を途中で止めているのが特徴。
ミネラルや糖蜜が残っていて、コクがあって円やかな味わいです。
ほんのり茶色くて、羊羹やあんこ、煮詰める系の和菓子によく使われます。
そしてもうひとつ、和菓子の世界でとても大切にされているのが「和三盆(わさんぼん)」。
これは「竹糖(ちっとう)」という特別な品種のサトウキビから四国(讃岐・阿波)地方だけで作られている極上のお砂糖です。
舌にのせるとすっと溶けて、冷んやりした涼やかな甘さが広がるのが魅力。
「打ち菓子」と呼ばれる干菓子の材料として使われていて、見た目もとても美しく、お茶席だけでなく、紅茶やコーヒーとの相性も抜群です。
小さくて、軽くて、美味しい。

お土産にしたら、きっと誰にあげても喜ばれること間違いなし♪
季節の彩りを手のひらに乗せてみる…そんなひとときを、ぜひ味わってみてくださいね 。
基本情報(訪問前にチェック)
項目 | 内容 |
名称 | 甘春堂東店 和菓子教室 |
カテゴリ | 和菓子作り体験 |
所在地 | 〒605-0931 京都市東山区茶屋町511-1(豊国神社前) |
アクセス | 京阪電車清水五条下車 川端通り南へ5分、甘受堂本店角を東へ3分 |
営業時間 | 9:00〜18:00(店舗営業) |
定休日 | 1月1日 |
入場料 | 3300円 |
所要時間目安 | 約60〜75分 |
公式サイト | https://www.kanshundo.co.jp/class/ |
電話番号 | 075-561-1318 |
備考 | 嵯峨野教室もあり 075-861-5488 |

最新の情報につきましては、公式サイトをご確認ください。
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