日本の着物、美しいですよね。
その着物姿を「完成」させる最後の一筆、皆さんは何だと思いますか?
それは――帯の真ん中でそっと結ばれる「帯締め」。
絵画で言えば、完成前の最後の一筆のようなもの。小さな存在ながら、全体の印象を引き締め、粋で上品な装いに仕上げてくれる大切なパーツです。

この「帯締め」、実は「組紐(くみひも)」という伝統工芸から生まれます。繊細に染められた絹糸を、特別な道具で職人の手によって丁寧に編み上げていく——まさに、日本の“美”が凝縮された一本なのです。
370年の時を超えて、今も生きる伝統
その組紐を、江戸時代からずっと作り続けているのが、上野・池之端に店を構える老舗「道明(どうみょう)」。

創業はなんと1652年。370年以上の時を経てもなお、同じ地で組紐を作り続けています。
江戸の頃には羽織の紐や帯締めを、そして今では伝統を受け継ぎながらも、ネクタイ、ベルト、アクセサリーと、現代の暮らしにも寄り添う形に進化。
さらには、正倉院や法隆寺に残る歴史的な組紐の復元、西洋絵画(あのゴッホ!)からインスピレーションを得た新しい組紐のデザインにも取り組むなど、まさに“伝統と革新”を併せ持つ場所です。
お店に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのは、四季折々の日本の風景を映したような色彩の絹糸たち。その輝きと、手仕事の細やかさに、思わず見惚れてしまうはず。
美しさと実用性を兼ね備えた「組紐」
組紐で作られた帯締めは、もちろん着物にぴったり。でもそれだけじゃないんです。
軽くて丈夫なので、バッグのベルトにしたり、ヘアバンドにしたり。ワンピースのワンポイントに取り入れるのもおすすめ。
お土産や贈り物にも、とっても喜ばれるアイテムです。

組紐を「見る・知る・作る」——体験教室もおすすめ!
「道明」では、平日限定で組紐作りの見学&体験ができます。
なんと1日6名限定という貴重な機会!
基本情報(訪問前にチェック)
| 項目 | 内容 |
| 名称 | 上野 道明 本店 |
| カテゴリ | 組紐販売店 |
| 所在地 | 東京都台東区上野2-11-1 |
| アクセス | 最寄駅:JR東 上野駅より徒歩で約7分 |
| 営業時間 | 営業時間:月曜~土曜 10:30〜18:30 日曜・祝日 10:30〜17:00 |
| 定休日 | 休業日: |
| 入場料 | |
| 所要時間目安 | 体験は約3時間程度 |
| 公式サイト | https://kdomyo.com/ |
| 電話番号 | 03-3831-3773 |
| 備考 | 上野・本店での体験 料金:11,000円(作品の郵送代込み) 内容:「丸八つ組」という組み方でピアスやブレスレットなどのアクセサリーを制作。金糸や銀糸も選べます。 完成品は後日自宅に届きます。 神楽坂での本格体験 こちらは、飛鳥時代から伝わる「矢羽根模様」を組んでバレッタ作りに挑戦するという、より本格的な体験です。 |
まとめ

美しい組紐を見て、触って作ってみる。ぜひ体験されてみてはいかがでしょうか?
最新の情報は公式サイトよりご確認ください。