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日本の始まりの地・橿原神宮とは?神武天皇ゆかりの奈良観光スポット

歴史スポット

今回は、奈良県にある「橿原神宮(かしはらじんぐう)」という、とても特別な神社をご紹介します。日本の“建国の地”といわれている場所で、歴史が好きな人はもちろん、自然や静かな場所が好きな人にもぴったりです。

そもそも橿原神宮って?

橿原神宮は、日本の初代天皇・神武天皇(じんむてんのう)を祀っている神社です。神武天皇は、日本の神話に登場する伝説的な人物で、西から旅をしてこの場所(橿原)にたどり着き、日本で最初の天皇として即位したといわれています。それが「日本のはじまり」とされているんです。

橿原神宮はその“即位の場所”に、明治時代(1890年)に建てられました。だから、ここは日本にとってすごくシンボリックな場所なんですね。

鳥居をくぐると、別世界

神社の入口には大きな鳥居があり、くぐると一気に静かな森の中へ。都会の騒がしさが嘘みたいに消えて、空気がすっと澄んでいます。

歩いていくと、立派な神門(しんもん)や本殿(ほんでん)が見えてきます。本殿は、なんと昔の京都御所(天皇の住まい)から移された建物なんだそう。伝統的な日本建築がとても美しく、フォトスポットとしても人気です。

散歩も気持ちいい!

境内(けいだい=神社の敷地内)はとっても広くて、まるで公園みたい。池や庭園もあり、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。神社というと厳かなイメージがあるかもしれませんが、ここはリラックスして散歩できるのが魅力です。

地元の人もよくウォーキングやジョギングをしていて、神社だけど「日常に溶け込んでいる」感じがまたいいんです。

どうやって行くの?

アクセスは簡単。近鉄「橿原神宮前駅」から歩いて約10分。駅の名前がすでに神社の名前なので、迷うことも少ないはずです!

周辺の見どころ

もし時間があれば、近くの「今井町(いまいちょう)」というエリアもおすすめ。江戸時代の町並みが残っていて、まるでタイムスリップしたみたい。おしゃれなカフェや雑貨屋さんもありますよ。

まとめ

橿原神宮は、日本の歴史や文化に興味がある人はもちろん、自然の中で静かな時間を過ごしたい人にもぴったりの場所です。観光客が多すぎず、ゆったりとした雰囲気なので、日本の「心」を感じるには最高の場所。

奈良といえば東大寺や奈良公園の鹿が有名ですが、ちょっと足を伸ばして、この「日本のはじまりの地」にも訪れてみてはいかがですか?

基本情報(訪問前にチェックして下さい)

項目 内容 
名称 橿原神宮(Kashihara Jingu)
カテゴリ 神社(初代天皇・神武天皇を祀る)
所在地 〒634-8550 奈良県橿原市久米町934
アクセス 近鉄「橿原神宮前駅」中央口から徒歩約10分
近鉄「橿原神宮西口駅」から徒歩約5分
近鉄「畝傍御陵前駅」から徒歩約10分
営業時間 4・5月:6:00~18:00
6・7月:5:30~18:00
8・9月:6:00~18:00
10・11月:6:30~17:30
12・1月:6:30~17:00
2・3月:6:30~17:30 
※祭典等により変更の場合あり
定休日 なし(年中無休) 
入場料 境内参拝:無料
宝物館:大人700円、小学生以下無料(カフェ橿乃杜の100円引き券付き) 
所要時間目安 約30分~1時間(境内散策のみの場合)
公式サイト https://kashiharajingu.or.jp
電話番号 0744-22-3271 
備考 駐車場:約800台(普通車500円/日、中型車1,000円/日、大型車2,000円/日)
バリアフリー対応:スロープ設置、車椅子貸出あり(守衛所、社務所、祈祷殿、参集所にて)
御祈祷受付時間:9:00~16:00
宝物館開館時間:平日10:00~15:00、土日祝9:00~16:00(臨時休館あり


橿原神宮は、日本の初代天皇・神武天皇が即位したとされる橿原宮の跡地に建てられた神社で、日本建国の聖地として知られています。広大な境内には、自然豊かな杜が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。また、縁結びのご利益があるとされ、神前結婚式の場としても人気があります

詳細な情報や最新の行事予定については、公式サイトをご確認ください。

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旅好き食いしん坊ライター。方向音痴の全国通訳資格ガイド保持者。日本旅行リピーターも迎え入れる日本人側も両方ハッピーになるようなネタ探しに毎日奔走中

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