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館山観光ガイド|大福寺(崖観音)・沖ノ島・渚の駅を巡る旅 

歴史スポット

東京から電車や高速バスで約2時間。千葉県館山市は海に囲まれた温暖なリゾートタウンです。海を眺めながらの温泉や、地元漁港で水揚げされた新鮮な海鮮も楽しめます。今回はその中でも、歴史的建造物と絶景が融合した「大福寺(崖観音)」と、手つかずの自然が残る「沖ノ島」を中心に、館山の魅力的な観光スポットをご紹介します

大福寺(崖観音)―断崖に浮かぶ朱色の観音堂

大福寺

奈良時代に僧・行基が開いたと伝わる大福寺は、館山を代表する歴史スポットです。最大の見どころは、館山湾を見下ろす断崖に張り付くように建てられた朱塗りの観音堂。その姿から「崖観音」と呼ばれ、下から見上げると圧倒的な存在感に「なぜここに?」「どのくらいの年月をかけて建てられたのか?」と想像をかき立てられます。

観音堂へは、まっすぐ伸びる急な階段と、ゆるやかにカーブする階段2ルートがあり、体力や気分に合わせて選べます。火災や土砂崩れ、海風による風化などで何度も再建され、現在の姿になったのは2015年(平成27年)。崖とお堂の間が数センチしかないような場所もあるので、訪れた際はぜひ注目してください。

断崖の洞窟には十一面観音像が安置され、古くから漁師や旅人が海上安全を祈願してきました。717年に行基が岩肌に刻んだと伝わる磨崖仏で、暗がりに浮かぶ姿は神秘的かつ荘厳。観音堂やその道中からは館山湾のパノラマが広がり、晴れた日には富士山も望めます。特に夕暮れ時、海と空が黄金色に染まる光景は圧巻で、フォトジェニックな名所として人気です

大福寺からのパノラマ

大福寺(崖観音)情報一覧

名称大福寺(普門院 船形山 大福寺)※通称「崖観音」
所在地千葉県館山市船形835
アクセス公共交通:JR内房線「那古船形駅」より徒歩約15分 / JR館山駅より館山日東バスで約15分「崖観音前」下車徒歩2分
車:富津館山道路「富浦IC」より約5分
拝観時間8:00〜16:30(納経所は8:30〜16:30)
定休日年中無休(荒天時は閉門の場合あり)
入場料無料(境内自由)
所要時間30分〜1時間程度
公式サイトhttp://www.gakekannon.jp
電話番号0470-27-2247
備考駐車場あり(大型バスも可能)

沖ノ島―手つかずの自然が残る小さな楽園

沖ノ島

館山湾の南端に位置する沖ノ島は、かつて沖合500mに浮かぶ島でしたが、関東大震災の影響で砂州で本土とつながりました。周囲約1kmの無人島は散策に最適で、夏には透明度の高い海で海水浴やシュノーケリングも楽しめます。島内には原生林が残り、縄文時代の貝塚も発見されるなど、自然と歴史を同時に感じられるスポットです。

宇賀明神

島の奥には小さな神社「宇賀明神」があり、社殿前のイワシ網に赤い糸を結ぶと幸せになれると伝えられています。ハート型に結ぶとさらにご利益があるとも言われ、恋愛のパワースポットとしても人気。洞窟から切り取られたような海の景色は絶好の撮影スポットです。なお、島内のトイレは使えない場合があるため事前準備をし、ゴミは必ず持ち帰りましょう。訪れる季節によって雰囲気が変わり、5月の静けさや夏の賑わいなど異なる魅力を楽しめます。

沖ノ島の洞穴

沖ノ島(館山市)観光情報一覧

名称沖ノ島(沖ノ島公園とも)
所在地千葉県館山市富士見 地先(南房総国定公園内)
アクセス公共交通:JR館山駅から日東バス「館山航空隊」行きで終点下車、徒歩約20〜25分 / 西口からタクシーで約10分(約1,500円)
車:富津館山道路「富浦IC」より約20〜25分
レンタサイクル:館山駅西口から約20〜25分
利用時間年中無休・24時間散策可能
入場料/協力金自由散策可。夏期は環境保全協力金(任意)個人500円/車1,000円
所要時間1周:約30分
公式サイト館山市観光協会ページ
電話番号0470-22-2000(館山市観光協会)
備考– 約8,000年前の縄文海中遺跡もあり、ガイドツアーやエコツアーも開催
– 駐車場あり

渚の駅 たてやま

沖ノ島から車で約8分、自転車で約12分の「渚の駅たてやま」は、地元の新鮮な食材や房総半島の旬の味覚が揃う施設です。富士山を望む展望デッキ500mの夕陽桟橋水槽展示など見どころも豊富。特に注目は、名誉駅長である魚類学者でタレントの「さかなクン」ギャラリー。ユーモアあふれるイラストと深い知識が詰まった展示を無料で楽しめます。

「渚の駅 たてやま」観光情報

名称みなとオアシス “渚の駅 たてやま”
所在地千葉県館山市館山1564-1
アクセス電車:JR館山駅西口から徒歩約15分
車:富津館山道路「富浦IC」から約6km/約15〜20分
営業時間– 渚の博物館・さかなクンギャラリー:9:00〜16:45
– 海のマルシェたてやま:9:00〜17:00
– 館山なぎさ食堂:ランチ11:00〜15:00/カフェ15:00〜17:00/ディナーは予約制
定休日– 渚の博物館:毎月最終月曜・年末年始
– 海辺の広場:毎週月曜・年末年始
– マルシェ・食堂:原則無休
入場料無料
所要時間約1〜2時間
公式サイト観光協会館山市公式
電話番号0470-22-3606(館山市観光みなと課)
備考– 水槽展示やエサやり体験あり
– VR体験(大人200円/子ども100円)
– レンタサイクルあり
– 約91台の無料駐車場完備/バリアフリー対応

そのほかの館山観光スポット

館山には他にも魅力的な見どころがあります。

  • 館山城(城山公園):桜の季節や展望台からの景色が美しい城跡。
  • 館山ファミリーパーク:四季折々の花が咲く自然豊かな公園。
  • 洲崎灯台:海辺のドライブにぴったりの絶景スポット。
  • 赤山地下壕跡:戦時中の防空壕跡で歴史を学べるスポット。

詳しくは館山市観光協会の公式サイトをチェックしてください。

館山旅行モデルプラン例をご紹介!

午前中は大福寺(崖観音)で歴史と絶景を堪能し、午後は沖ノ島で自然と海を満喫。その後は海辺カフェや地元の魚介料理を味わうのもおすすめ。特に館山湾の新鮮な刺身や海鮮丼は外せません。東京からは高速バスで館山駅へ直行し、現地ではレンタサイクルでの観光も便利です。

歴史、絶景、自然、食――すべてを一日で体験できる館山は、日本を数回訪れた旅行者にも新鮮な驚きを与えてくれることでしょう。

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旅好き食いしん坊ライター。方向音痴の全国通訳資格ガイド保持者。日本旅行リピーターも迎え入れる日本人側も両方ハッピーになるようなネタ探しに毎日奔走中

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