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これ一枚で北海道を縦断!北海道レールパスで楽しむ鉄道一人旅 

北海道

北海道。

広大な自然、美しい海、そして味覚の宝庫。今回はマイルを使った格安航空券で札幌に入り、そこから北海道レールパスを駆使して鉄道で巡る「大人の一人旅」を実行しました。

北の果てから東の端、そして南の港町まで、五日間かけて北海道を縦横無尽に走り抜けた記録をお届けします。 

海外からお越しの方も、ぜひお得なパスを使い、北海道を駆け巡ってみてはいかがでしょうか? 

北海道フリーパスの買い方 

鉄道旅行がしたい方には、北海道内のJR線が乗り放題になる「北海道フリーパス」が非常にお得です。 海外在住の方は「Japan Rail Pass」を利用すると良いでしょう。

購入方法
  1. 北海道フリーパス オンライン予約: JR北海道公式サイトであらかじめ購入できます。 
  2. Japan Rail Pass オンライン予約:こちらのサイトから購入できます。 

札幌

北海道の玄関口

まずは新千歳空港まで、格安航空券で向かいます。

何度も行った北海道の地ではありますが、訪れるたびに新鮮な感動があります。新千歳空港から快速エアポートで約40分、北海道の政治・経済・文化の中心地、札幌に到着。

駅構内は観光客と通勤客で賑わい、外に出れば歴史的建造物が点在しています。 

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札幌のおすすめ観光スポット

  • 札幌市時計台 1878年に旧札幌農学校の演武場として建設された、札幌のシンボル。 
  • 大通公園 市街地の中心部を貫く公園で、季節ごとにイベントが開催されます。 
  • 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) 美しいレンガ造りの建物。※現在はリニューアル工事中のため外観見学が主となります。 

この日は昼過ぎの羽田発の便だったため、夕食をホテル近くで頂きました。お店探しにはGoogleマップも便利ですが、札幌観光協会が制作しているサイト「札幌グルメ」には、協会お薦めの名店が多数掲載されています。ぜひ参考にしてみてください。 

旭川から稚内、そして網走まで 

翌朝、特急ライラックに乗り込み、石狩平野を北上。

岩見沢までは小一時間程度で到着しました。その後は車窓から広がる田園と、遠くにそびえる大雪山系の雄姿が見えます。 

旭川のおすすめ観光スポット: 

  • 旭山動物園 動物の自然な生態を観察できる「行動展示」で世界的に有名な動物園です。 
  • 平和通買物公園: 日本で最初の恒久的な歩行者天国。旭川ラーメンの名店も周辺に集まっています。 

旭川で特急宗谷に乗り換え、日本最北端の稚内を目指します。道中は雄大な天塩川や牧草地帯が続き、牛や馬の姿がのどかに点在します。この日は真夏の異常な暑さで線路が歪み、一時運転見合わせというハプニングもありましたが、稚内に近づくと左側の車窓には「利尻富士(利尻山)」が美しく迎えてくれました。 

日本最北端・稚内駅 駅舎はリニューアルされており、お土産屋や商業施設も併設されています。日本最北の線路の終着点として、多くの鉄道ファンが訪れる聖地です。 

当初の予定ではこの日のうちに網走まで向かいたかったので、休む間もなく同じ列車に乗り旭川を目指します。しかし、再び線路の状況が悪かったようで、停止と徐行を続けて2時間以上遅れての到着となりました。 

旭川から再び、今度は特急オホーツクで網走へ。かつて存在した名寄本線があればもっとスムーズに遠軽まで行けたのに、と思いを馳せながら、夜の北海道をひた走ります。山間を越えながら遠軽でのスイッチバックを経て、北見まで来ると乗客はまばらに。列車はサロマ湖やオホーツク海沿いを走り、ようやく網走へ到着しました。 

網走のおすすめ観光スポット: 

この日は網走駅付近で終了。お店がすでに閉まっている時間だったので、ホテルへ赴き、長かった移動時間で凝り固まった体を休めました。次は網走の歴史と、さらなる東の地へと旅を続けます。

網走から釧路へ

湿原を貫く「釧網本線」の旅 

翌朝、網走から「釧網(せんもう)本線」に乗り換え、さらに東へと進みます。この路線は、オホーツク海沿いから世界自然遺産の知床(しれとこ)付近を通り、広大な釧路湿原へと続く、日本屈指の絶景路線です。 

道中の見どころ: 

  • 知床斜里駅 世界遺産・知床への玄関口。時間があればバスで「知床五湖」へ足を伸ばすのもおすすめですが、列車の車窓からも知床連山の雄大な姿を拝むことができます。 
  • 摩周駅(摩周湖) 「霧の摩周湖」として知られる透明度の高い湖。駅からバスやタクシーで展望台へ向かうことができます。 

列車が釧路湿原国立公園に入ると、建物が一切ない原始の風景が広がります。運が良ければ、車窓から「エゾシカ」や「タンチョウ」の姿を見つけることができるでしょう。 

釧路のおすすめ観光スポット: 

  • 釧路和商市場 釧路の台所。名物は、自分の好きな海鮮を少しずつ買って乗せる「勝手丼(かってどん)」です。 
  • 幣舞橋(ぬさまいばし) 世界三大夕日の一つに数えられる、釧路の夕日を眺めるベストスポットです。 

釧路から南の港町・函館へ

太平洋を望む長距離移動

四日目は、釧路から特急おおぞらに乗り、一旦札幌方面へ戻りつつ、南の港町・函館を目指す大移動です。北海道の広さを最も実感する行程となります。 

特急おおぞらで太平洋の海岸線を眺めながら西へ。南千歳で特急北斗に乗り換え、噴火湾(内浦湾)をぐるりと回り込んで函館へ向かいます。この長旅の供には、ぜひ「駅弁」を楽しみましょう。 

函館のおすすめ観光スポット: 

旅の締めくくり

函館朝市から函館空港へ

最終日は、函館の朝を楽しみ、東京へと戻ります。 

函館朝市 駅のすぐ隣にある巨大な市場。新鮮なイカ釣り体験や、豪華な海鮮丼を朝食に頂くのが定番です。 

旅行者へのアドバイス

今回の旅の強い味方となったのがJR北海道の「北海道レールパス」

特急も含め乗り放題で、予定変更や途中下車も自在。移動そのものが旅の目的となり、時には遅延や自然との遭遇も旅の一部として楽しめます。列車の揺れ、車窓の景色、地元の人との何気ない会話——それらすべてが、北海道の旅を特別なものにしてくれました。 北海道鉄道旅行を計画される方に幾つかのTipsを。 

  1. 指定席の予約: JR北海道の特急列車は、現在「全車指定席」が増えています。パスを持っていても、事前に駅の券売機や窓口で座席指定を受けるのを忘れないようにしましょう。 
  2. 冬の旅への注意: 今回は夏の旅でしたが、冬は流氷や雪景色が美しい反面、大雪による運休も珍しくありません。スケジュールには余裕を持つことが大切です。 

旅を終えて

北の果てから東の果てまで。鉄道とともに過ごした数日間は、地図の上では線に過ぎないルートが、実際には風景や食、出会いで満ちた物語となりました。

北海道の鉄道旅は、一度では語り尽くせない奥深さを持っていますがその前途は厳しい状況です。北海道の鉄道存続のため、新たな経験のために、また次の季節に同じ路線を違う表情の北の大地とともに走ってみたい、そう思わせてくれる一人旅でした。

ぜひ皆さんもレールパスを使って旅に出ることを検討されてみてはいかがでしょうか?  

🧭 旅程の組み立て方の参考に
「限られた日程で、どこをどう回るか?」という考え方は、日本国内旅行でも海外旅行でも共通です。

こちらの記事では、札幌から小樽を日帰りで楽しむモデルコースを紹介しています。 移動・観光・食事のバランスをどう取るか、旅程づくりのヒントとして参考になると思います。

札幌から小樽の日帰り旅ガイドを見る →

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旅する戦略家。外資系企業経営を経て、現在は「Curating Japan」を運営中。何度も訪日する海外の方に向けて、日本各地の魅力や知られざる文化・イベントを紹介しています

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