函館はどんな街?歴史と魅力を知る

函館は北海道の南に位置する港町で、日本の中でも早くから海外に開かれた街のひとつです。
1854年の日米和親条約によって港が開かれたことで、多くの外国人が訪れ、西洋文化が街に根付いていきました。その影響は今でも色濃く残っており、元町エリアでは教会や洋館が自然に溶け込んだ独特の景観を見ることができます。
また、三方を海に囲まれた地形から、新鮮な海の幸が豊富なのも函館の大きな魅力です。朝市で味わう海鮮や名物のイカは、ここでしか味わえないレベルのクオリティ。
そして、函館山からの夜景。街がくびれた地形に広がる光は非常に美しく、旅のハイライトになること間違いありません。
函館は
「異国情緒・グルメ・絶景」がコンパクトにまとまった街です。
函館だけでなく、北海道全体の回り方を知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
函館への行き方(東京・札幌から)
東京から
- 飛行機:約1時間20分(羽田 → 函館空港)
- 北海道新幹線:約4時間(新函館北斗まで)+在来線約20分
時間重視なら飛行機がベスト
札幌から

- JR特急:約3.5〜4時間
- バス:約5〜6時間
JR移動が快適で現実的
北海道を広く移動するなら、JRをお得に使えるレールパス情報もチェックしておくと便利です。
函館市内の移動手段
函館観光は、路面電車をうまく活用すると移動が楽になります。
「路面電車(市電)+徒歩」がベスト
路面電車(市電)… 観光客のメイン交通手段
- 観光エリア(函館駅・元町・ベイエリア)をカバー
- 料金:約210円前後

徒歩
- 元町・ベイエリアは徒歩で十分
- 坂が多いので歩きやすい靴がおすすめ
バス
- 函館山・空港アクセスで利用
- 市電の補完的存在
タクシー
- 夜景帰りや時間がないときに便利
お得な交通パス
- 市電1日乗車券
約600円
市電乗り放題
→2〜3回乗れば元が取れる - 市電+バス共通1日券
約1,000円前後
市電+バス乗り放題
→函館山に行くならこちらがおすすめ
函館の主要エリアと特徴
函館は観光地がコンパクトにまとまっているため、短期間でも効率よく回れます。
元町エリア(歴史と街歩き)

坂の上に広がる元町エリアは、函館の歴史と異国情緒を感じられる場所です。
開港後に外国人が暮らしていた影響で、教会や洋館が多く残っており、函館ハリストス正教会や旧函館区公会堂は代表的なスポットです。
坂の上から海へと続く景色は函館らしさそのもの。ゆっくり歩きながら楽しむのがおすすめです。
函館山エリア(夜景)

函館を訪れたら外せないのが夜景。
函館山からの景色は、街の両側を海に挟まれた地形によって、くびれた美しい光のラインが浮かび上がります。
- ロープウェイ:約3分
- バス:約30分
- 日没30分前に到着
- 夏でも寒いので羽織り必須
混雑を避けたい場合は、ロープウェイだけでなくバスやタクシーの利用も検討するとスムーズです。
ベイエリア(ゆったり観光)

港沿いの落ち着いた雰囲気が魅力のエリア。
金森赤レンガ倉庫を中心に、カフェやショップが並び、ゆったりとした時間を過ごせます。
夜はライトアップされ、昼とは違ったロマンチックな雰囲気になります。
函館朝市エリア(グルメ)

函館駅すぐ近くの朝市は、グルメ好きには外せないスポット。
- 営業:早朝〜昼頃
- 名物:海鮮丼・イカ
朝に行くのがベスト
函館周辺のおすすめスポット(半日〜日帰りで行ける)
函館は市内観光だけでも十分楽しめますが、少し足を伸ばすとさらに魅力が広がります。
歴史的な要塞、温泉、修道院、そして自然豊かな景観まで、函館らしさをより深く体験できるスポットが点在しています。1泊2日以上の旅行なら、ぜひ1つは組み込みたいところです。
五稜郭+五稜郭タワー|星形の要塞を上から楽しむ

日本でも珍しい星形の城郭で、幕末に建てられた西洋式の要塞です。現在は公園として整備されており、函館を代表する観光スポットになっています。
ポイントは、五稜郭タワーに登ること。地上からでは分かりにくい星形の構造を、上からはっきりと見ることができます。
- 市電+徒歩:約20〜30分(函館駅から)
- 滞在目安:1〜1.5時間
春は桜の名所としても有名で、堀を囲む桜は圧巻です。
函館観光の定番+必須スポット
湯の川温泉|気軽に行ける温泉エリア
函館市内からアクセスしやすい温泉地で、観光の合間に立ち寄れるのが魅力です。
海沿いに温泉旅館が並び、宿泊はもちろん日帰り入浴も可能。空港からも近いため、到着後や出発前に利用するのにも便利です。
- 市電:約30分
- 滞在目安:1〜2時間
旅の疲れをリセットできるスポット
トラピスチヌ修道院|気軽に行ける美しい修道院
日本初の女子修道院で、函館からアクセスしやすく観光客にも人気のスポットです。
並木道の先に広がる修道院の景観が美しく、静かな雰囲気の中でゆったりとした時間を過ごせます。
- 函館駅から約30分
- 滞在目安:30〜60分
修道院で作られるバターやお菓子も人気のお土産のひとつです。なお、北海道土産として有名な「トラピストクッキー」は、郊外にあるトラピスト修道院で作られているものです。
立待岬|穴場の絶景スポット

函館山の南側に位置する岬で、観光客が比較的少ない穴場スポットです。
断崖と海が広がるダイナミックな景色が魅力で、夜景とはまた違った自然の美しさを楽しめます。
静かに景色を楽しみたい人におすすめ
大沼国定公園|函館+自然を楽しむならここ

函館から電車で約30分の場所にある自然豊かなエリア。
湖と駒ヶ岳の景色が美しく、サイクリングやボートなども楽しめます。
時間に余裕がある人向けの絶景スポット
✔ 周辺観光の組み合わせ方
- 半日:五稜郭
- 1日:五稜郭+湯の川温泉
- 余裕あり:大沼公園やトラピヌス修道院
「市内+1スポット」がちょうどいいバランス
函館で食べたいグルメ
函館の食の魅力は、「シンプルだけど圧倒的にレベルが高い」こと。
観光グルメとローカルフードを組み合わせることで、旅の満足度が大きく変わります。
海鮮丼だけじゃない|寿司もハイクオリティ

朝市の海鮮丼はもちろん有名ですが、函館では寿司のレベルも非常に高いです。
近海の新鮮な魚介が豊富なため、ネタの質が抜群。高級店だけでなく、気軽に入れる寿司店でも満足度が高いのが特徴です。
特に外国人旅行者におすすめなのが、回転寿司。函館では回転寿司でもネタの質が高く、「日本の寿司ってすごい」と実感できる体験になります。
海鮮丼+寿司の両方を楽しむのがベスト
ラッキーピエロ|函館限定の最強ローカルバーガー

函館にしかないローカルチェーンで、観光客にも地元の人にも愛されています。
特徴は、ボリュームたっぷりで価格もリーズナブルなこと。看板メニューのチャイニーズチキンバーガーは、甘辛い味付けでクセになる美味しさです。
さらに、店舗ごとにテーマや限定メニューが異なるのも魅力。時間があれば複数店舗を巡るのもおすすめです。
ここでしか食べられない特別感+コスパ最強
ハセガワストア|やきとり弁当という函館文化
函館名物「やきとり弁当」で知られるローカル店。
ただしここでいう“やきとり”は実は豚肉。北海道では豚串を「やきとり」と呼ぶ文化があります。
注文後に焼いてくれるスタイルで、出来たてを持ち帰れるのが魅力。シンプルながら何度も食べたくなる味です。
地元の日常を体験できるグルメ
セイコーマート|北海道最強コンビニ
函館オンリーではないけれど、北海道でぜひ体験してほしいのがセイコーマート(セコマ)。
店内で作られる「ホットシェフ」の出来たて弁当や惣菜は、コンビニの域を超えたクオリティ。価格も安く、旅行中に何度も利用することになるはずです。
安い・美味しい・便利=最強の旅行パートナー
函館の気候とベストシーズン
函館は北海道の中では比較的穏やかな気候ですが、本州より涼しいです。
春(4〜5月)
- 5〜15℃
- 桜(五稜郭)が有名
夏(6〜8月)
- 20〜25℃
- 湿度が低く快適
ベストシーズン
秋(9〜11月)
- 10〜20℃
- 紅葉がきれい
冬(12〜3月)
- -5〜5℃
- 雪景色+夜景がきれい
防寒必須
モデルコース(1日)
函館は1日でもしっかり回れます。
朝
朝市で海鮮丼
午前〜昼
元町エリア散策
午後
五稜郭観光 or ベイエリア散策
夜
函館山で夜景
函館はこんな人におすすめ
- 初めての北海道旅行
- グルメ重視
- 街歩き・写真好き
- 短期間で満足したい人
まとめ
函館は、派手さはないものの、完成度の高い旅ができる街です。
観光・グルメ・景色のバランスがよく、コンパクトで回りやすいのが大きな魅力。
1泊2日でも十分に楽しめるため、北海道旅行のスタートや締めにもぴったりです。
函館とあわせて人気の札幌・小樽エリアの記事も、ぜひチェックしてみてください。


